日本に帰るか、韓国に居続けるかどうかはともかくとして、
このマンションの契約が秋には切れるので、
もっと小ぢんまりしたところに引っ越さなければならない。
なるべく荷物を少なくしていこうということで、
ちょっとずつ整理しているが、一向に減る気配がない。
ひとまず大きなものを何とかしないといけないので、
オッパが石のベッドの写真を中古品販売サイトにアップした。
この石のベッド、何ていうのかな…。
日本では見たことない。
スイッチを入れたら寝台が温かくなる機能があって体にもいいらしく、「使っていいよ」と言われたが、とにかく固いので私にとってはイマイチ。
でも韓国では人気商品らしい。
03年製だし中古だからということで、70万ウォン（５万円ぐらい？）にしたら、アップしたとたんに電話がかかってきた。
このサイトの面倒な点は、オークションみたいに競り合うのではなく、購入希望者が直に連絡をしてくるところ…。
電話番号はサイトが設定したものだが、出品者の指定した番号につながることになっている。
まず１件目は
「購入の意志はあるけど、主人と相談してから改めて連絡する」
という電話だった。
続いて２件目は
「近くなので、実際に見せてもらってもいいですか？」。
すでに20時前だったが、21時過ぎに見に来るということになった。
その電話の最中、３人目のおばちゃんからキャッチが入る。
オッパが「いま電話中なので、かけなおします」と言うと、
横にいる私にも聞こえる勢いで、
「ほかの方に売っちゃダメですよ！
絶対にダメです！
私に売ってくださいっ！」
という声が聞こえてきた。
２件目の電話が終わり、その人にコールバックするオッパ。
「いや、でも今から見に来るという方がいらっしゃるので…」
「そうおっしゃられても…」
「実は、中古品を売るのは初めてなんです。
こういうときどうすればいいんでしょうか……
」
オッパは見た目とは裏腹に死ぬほど気が強く、
車を運転するときは右手が大抵クラクションの上にあり、
変なふうに割り込まれたりしたら助手席側の窓を開けて怒鳴りつける（私の左耳が痛くなる）ような男なのだが、
こんなにしどろもどろになっている姿は初めて見た。
３件目のおばちゃんはテグという結構離れている都市に住んでいるのだが、
絶対にベッドを譲りたくないらしく、これから他の人が見に来ると言ったら
「ダメですッ！ 私、もう今からお金を振り込みますからッ！」
と超・強硬手段に出たらしい。
その勢いに負けて、オッパはしぶしぶＯＫしてしまったらしいが、
２件目の人が話し中でなかなか電話がつながらない。
どうやらご主人と購入について相談している模様…。
とりあえず携帯にメールを送っておき、
電話がかかってきたときに
「ものすごく申し訳ないのですが、
もうお金を振り込んだという方がいらっしゃって、
その方にお譲りすることになってしまいました…」
と平謝りした。
２件目の人はそこまで激しい人じゃなかったので、怒りはしなかったが、とっても残念がっていたらしい。
「オッパも韓国のおばちゃんには勝てないんだね」
と言ったら、
「いやぁ～。おばちゃん怖いわ～…」
とおびえていた。
何気なく、
「気に入らなかったら、クレームとかもすごそうだよね」
と言ったら、
「テストしてみないと！」
とベッドのある部屋にすっ飛んで行って、
「あ～よかった。ちゃんとあったかくなった」
と胸をなでおろしていた。
他にも出品したいものがあるんだけど、
毎回こんなふうになったらどうしよう…。
考えるだけで恐ろしいわ。
このマンションの契約が秋には切れるので、
もっと小ぢんまりしたところに引っ越さなければならない。
なるべく荷物を少なくしていこうということで、
ちょっとずつ整理しているが、一向に減る気配がない。
ひとまず大きなものを何とかしないといけないので、
オッパが石のベッドの写真を中古品販売サイトにアップした。
この石のベッド、何ていうのかな…。
日本では見たことない。
スイッチを入れたら寝台が温かくなる機能があって体にもいいらしく、「使っていいよ」と言われたが、とにかく固いので私にとってはイマイチ。
でも韓国では人気商品らしい。
03年製だし中古だからということで、70万ウォン（５万円ぐらい？）にしたら、アップしたとたんに電話がかかってきた。
このサイトの面倒な点は、オークションみたいに競り合うのではなく、購入希望者が直に連絡をしてくるところ…。
電話番号はサイトが設定したものだが、出品者の指定した番号につながることになっている。
まず１件目は
「購入の意志はあるけど、主人と相談してから改めて連絡する」
という電話だった。
続いて２件目は
「近くなので、実際に見せてもらってもいいですか？」。
すでに20時前だったが、21時過ぎに見に来るということになった。
その電話の最中、３人目のおばちゃんからキャッチが入る。
オッパが「いま電話中なので、かけなおします」と言うと、
横にいる私にも聞こえる勢いで、
「ほかの方に売っちゃダメですよ！
絶対にダメです！
私に売ってくださいっ！」
という声が聞こえてきた。
２件目の電話が終わり、その人にコールバックするオッパ。
「いや、でも今から見に来るという方がいらっしゃるので…」
「そうおっしゃられても…」
「実は、中古品を売るのは初めてなんです。
こういうときどうすればいいんでしょうか……
」 オッパは見た目とは裏腹に死ぬほど気が強く、
車を運転するときは右手が大抵クラクションの上にあり、
変なふうに割り込まれたりしたら助手席側の窓を開けて怒鳴りつける（私の左耳が痛くなる）ような男なのだが、
こんなにしどろもどろになっている姿は初めて見た。
３件目のおばちゃんはテグという結構離れている都市に住んでいるのだが、
絶対にベッドを譲りたくないらしく、これから他の人が見に来ると言ったら
「ダメですッ！ 私、もう今からお金を振り込みますからッ！」
と超・強硬手段に出たらしい。
その勢いに負けて、オッパはしぶしぶＯＫしてしまったらしいが、
２件目の人が話し中でなかなか電話がつながらない。
どうやらご主人と購入について相談している模様…。
とりあえず携帯にメールを送っておき、
電話がかかってきたときに
「ものすごく申し訳ないのですが、
もうお金を振り込んだという方がいらっしゃって、
その方にお譲りすることになってしまいました…」
と平謝りした。
２件目の人はそこまで激しい人じゃなかったので、怒りはしなかったが、とっても残念がっていたらしい。
「オッパも韓国のおばちゃんには勝てないんだね」
と言ったら、
「いやぁ～。おばちゃん怖いわ～…」
とおびえていた。
何気なく、
「気に入らなかったら、クレームとかもすごそうだよね」
と言ったら、
「テストしてみないと！」
とベッドのある部屋にすっ飛んで行って、
「あ～よかった。ちゃんとあったかくなった」
と胸をなでおろしていた。
他にも出品したいものがあるんだけど、
毎回こんなふうになったらどうしよう…。
考えるだけで恐ろしいわ。
にほんブログ村
」とか
